TS-1 8クール目 第4日目 特に筆記することはありません。涙以外は他の症状は確認できません。
よく見ていたユーチューブにひるなまさんという漫画家の方がいました。この方は確か大腸がんだったと思いますが、わかった時はかなり進んでいたようです。軽妙な漫画で闘病を発信してくれましたが、ある日、何かの情報欄で亡くなられたことがわかりました。診察の事や、ご家族の方の様子が暗くならないように漫画で読ませてくれました。
ある日 体の変調を感じ病院に行くと、かなり進んだがんだと言われるのはびっくりしたでしょう。私の場合は、胸のしこりを確認していったのである程度がんだろうと確信していきました。けれど、ひるなまさんの場合はお腹の具合が悪いだけではがんとはなかなか思いが及びません。お腹の不調は素人が考えても幾つかの理由が考えられます。がんを疑うのは最後だと思います。なのに、がんでしかもかなり進んでいると言われた時は大変だったでしょう。乳がんとほぼ確信していた私でも、全身転移と言われた時は頭の中が真っ白でした。
新型コロナの登場で世界中が止まったように感じられた3年間ですが、その間に病気に関する膨大な情報が流れてきました。職場の人とも病気の話題で盛り上がりました。その時に思ったのが、こんなに数えきれない程の病気があるのかということでした。その無数の病原菌の中を搔い潜って、私たちは生きているということに奇跡を感じました。
雑記64 タイムマシン①
コロナが流行りだしてから、インターネット特にユーチューブで昔の曲をよく聞くようになりました。がんがわかって、抗がん剤が始まると更に家に閉じこもり、ますます昔の歌を聞くようになりなした。抗がん剤を服用しだすと白血球が減少し感染症にかかりやすくなると言われたからです。音源もしっかりしていてまるで現在録音されたようです。
私が子供の頃、若い頃は音源がしっかりしていなくて、時間の経過を感じました。ミニディスクもCDもサブスクもありません。家にあるレコードは聞くたびに傷つき、テープは間延びしていきました。情緒はありますが、純粋に聞こうと思っても少し違う感じがしました。子供の頃、ビデオを買う人が周りに出てきました。それはオープンリールで今では一般の人の間では見られませんね。もしかしたら、プロの方の間では使われている場があるかもしれませんが。それからカセットになり軽い機器が安く一般に発売され,ソニーがウォークマンを出し、日本の家電が世界を席巻した時代が到来し、家電店が活気を浴び、それまでは家電店と言えば秋葉原一択でしたが、徐々に各地域、地方に出店していきました。
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