TS-1 8クール目 第6日目 頻尿、排尿痛が現れた。クラビットを飲む。
しかし、がんの治療法も日進月歩で進んでいて、大腸がんや胃がんなどは、小さければ内視鏡でとれるそうです。早期発見が鍵ですね。ピロリ菌を除去したとき、消化器科の先生から、「胃癌になる確率はへったけれど、最初からピロリ菌がいなかった人の比べると確率は高い。小さいうちは手術しないで内視鏡でとれるから、定期的に胃カメラをしてね。」と言われました。
年を取れば細胞の新陳代謝は遅くなって、免疫もさがり、病に対する抵抗力も弱くなります。私たちは、どこまで病を治すために頑張るのでしょう。70歳まで?80歳まで?90歳まで?線引きは難しいですね。70歳でもう良いと思う人もいるでしょうし、90歳で生きられる可能性があるならもう少し時代の変遷を見ていたいと思うのはよくわかります。
個人の体力によっても変わってきますが、突き詰めていけば、不老不死に行きつきます。不死は現在では無理でしょうけれど、不老は研究の段階ではかなり進んでいるのではないでしょうか。寿命が延びたのも治療法が進んだだけでなく、体全体が同年代の過去の人より若く病への抵抗力があるからではないでしょうか。
雑記66 タイムマシン③
ホログラムではそこにいない人や物があたかも有るように映し出されます。恐竜や見たことのない宇宙の果てが見られます。但し、それは今の人が想像したものです。頭の中で想像したものが立体感のある映像となって見られます。もっと、いろんなことが解るとさらに正確になり、私たちは時空を飛んで違う時代を見られます。そこは薄っぺらな映像ではなく、回りが生き生きと動く世界で、私たちの身に危険はなく安心して過去に思いを馳せることができるでしょう。もちろん、実際に時を飛び越えたのではなく、過去を忠実に再現しただけです。
しかし、こんなに違う時代の事を身近に感じられるようになると、時間が過去から未来に進んでいるのではなく、同時にあらゆるものが横一列に並んでいるような錯覚に陥ることがあります。時間という概念は私たちが生まれたときから死ぬことがはっきりとわかっているために現実となって、私たちを運んでいきます。時間の始まりは今でも解明されていなくて、時間の最終地点もわかりません。もし、私達が死ぬことがなくなり、いつでもどの時代でも味わえることができるようになれば、時間に対する考え方は変わらないでしょうか。
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