12月18日 月曜日 晴れ

TS-1 8クール目 第7日目 頻尿はなくなった。排尿痛は夕方にはなくなった。クラビットを飲む。

 昨年、情報を集めているときに「抗がん剤を使用していると食欲不振になるときがある。闘病は体力が肝腎。食べられるときに食べたいものを食べられるだけ食べて体力を落とさない。食事のバランスではなくカロリーが大事。」というものがありました。実際は食欲不振だけではなく、吐き気や、私のように食欲はあるけれど喉を通らないということもありました。私は確かにそうだと思い、食べられるときは出来るだけたべました。

 闘病中は山あり谷あり、食べられるときもありましたが、どうしても喉を通らないときはインゼリーを、少しましな時はレトルトのお粥を摂りました。インゼリーとレトルトのお粥は常備していました。術後療法のts-1を服用するようになって、最初の頃に一度インゼリーで済ませたこともありましたが、それ以降は食欲不振はありませんでした。乳癌にかかる前と同じ食事に戻ったかにみえましたが、以前より多く食べるようになって、以前より甘いものを多く摂るようになっていました。我慢をあまりしなくなったようです。

 術後、1年と1カ月を過ぎたころ、健康診断を受けました。昨年は精密検査に次ぐ精密検査の連続で健康診断は見送っていました。送られてきた結果をみると、体重は昨年より約3キロ増えて、身長は2年前と比べて約1.5センチ縮んでいました。ショックでした。昨年の体重減少と身長が縮んだことに思うよりも、体には堪えていたと悲しくなりました。気持ちはいくら奮起しても、体への影響は隠せません。闘病中の方は無理をしないでください。

雑記67 タイムマシン④

SF映画のように、機械に乗って過去に行ったり未来に行ったりするのはなかなか難しそうです。人間の体が耐えられなさそうです。もっと、私たちが進化して不老不死に近いほど若く生きられるようになった時、眼はどうしても解明されていない分野に注目します。その時、時間を自由に操れるかどうか本当に真剣に考えられるようになると思います。でも、その時までに、人間の精神がそのようなことに耐えられるようになっているでしょうか。

 世の中の変遷をできるだけこの目で見たいと思うのは間違いでしょうか。

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