12月28日 木曜日 晴れ

TS-1 8クール目 第17日目 涙、鼻汁に血が混じる。

 雑記

 昨年、ウクライナとロシアで戦争が始まり、今年はイスラエルとハマスの戦争が始まりました。この二つの戦争を見ていて、百年前の戦争とは大分違うと感心しています。銃器ややり方ではありません。百年前は一つの戦争が始まると周辺の国が参戦しはじめ、大国が自国に都合のよい国を支援して、代理戦争から、世界の主要国が参戦して世界大戦に拡大しました。

 翻って21世紀の現代では、上記の二つの戦争が始まっても周辺国家は参戦せず、他の国も冷静で、物資や金銭で支援をしても自ら参戦することはないようです。現在では、世界の情勢が複雑になり、各国の利害関係も複雑になり、どっちかに明らかに組するということができなくなったように見えます。20世紀の終わりごろに起きた中東戦争は、現在に比べて他国への拡大が少し見られます。世界の国を巻き込むかと思われたところもありますが、各国は思いとどまったようです。

 でも、あの時、遠隔操作で爆弾が落とされるのをTVでよく見ました。そこには人影もなく、冷たい機械だけが動いているような感じで、爆弾が落とされた下に人がいることが想像できませんでした。しかし、そんなことはなく確実に人はいて亡くなっていました。これからは、こういう風に、戦争をする双方に人的損害が出ないようにピンポイントで軍事施設を叩いて勝負をつける戦争になるのかなと思っていましたが、現在の二つの戦争は100年前に戻ったように見えます。人が銃を取り、戦車を操縦して、爆撃機に乗った人間が爆弾を落としていく。悲惨な状況が世界中に流れています。

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