TS-1の影響も徐々に抜けていくのが時々感じられます。爪の色が元に戻った時はっきりと確信するでしょう。手の爪の色は右手親指以外ほとんど綺麗になりました。右手の人差し指に少し雲がかかったような薄い色が見えますが、右手親指の色も少しづつ薄くなっています。パクリタキセルの副作用の痺れも何故かTS-1が終了したときから改善が進んでいるように思います。TS-1を始める前、それまで牛歩ではありますが、痺れがすこしずつ引いているように感じていたのに、TS-1を始めてから全く同じレベル、時には前よりもひどく感じたことがありました。TS-1の副作用の中に痺れは聞いていなかったので相変TS-1の影響はなくなったと思うでしょう。流涙は相変わらず、これがなくなったら確かにTS-1の影響はなくなったと感じるでしょう。
3種類の抗がん剤を経験して思うことは、本当にどんな副作用がいつ,いつまで出るのか分からないということです。何千人、何万人の単位で細かに統計を取って行けばある副作用がどんな人に出るとかわかるのではないだろうか。がんになる人は増えていて、しかも隠さなくなってきているので、できるのではないかとか思いましたが、昨今の薬の開発のスピードを考えると、そもそも副作用が出ない薬の開発の方が速い気がします。
最後のパクリタキセルから2年と1カ月、手術から2年たって、元気なころに少しずつ戻ってきていると思います。
雑記
誰でも考える事でしょうが、私もこの世界の行く末を考える事があります。すでに地球を破壊できる力を持った人類は何を選ぶのか。華々しく宇宙へでて映画や漫画に出てくるような宇宙探検やテラフォームや移住したり、宇宙船で何百年、何千年もかかる惑星や宇宙の果てを目指して出発するのか。発達や進化をこばみ、地球にはいつくばって、何かの宗教のように中世にもどり、時々星空を眺めるのか。最悪は戦争による人類の滅亡を選ぶのか。天災では人類は滅びない。地球のすべてに天災が一緒に発生することはない。どこかに人類は生きながらえている。そしてその人たちが次の世界を作っていく。21世紀になれば過去の様な戦争は起きないではなくできないのではないかと思っていたが、今現在、ウクライナやイスラエル等では百年前に帰ったのではないかと思う戦争をしている。人の上に爆弾を落とす気持ちはどんなものなのか。確実に相手が死ぬ、相手を殺すために攻撃するのはどういう気持ちなのだろう。最終兵器の核兵器を使えば決着するだろうが使用した国は世界から非難されるだろう。今の原爆、水爆は広島や長崎に落とされたものとは比較できない物になっているだろう。かろうじて思いとどまっているようにみえるが、使用されれば、世界の非難どころか、人間の住めないところがひろがり、さらに、土地の奪い合いとなり、戦争が各地で起こるかもしれない。更に世界中に放たれた放射線によりじわじわと多くの人が死にいたり、あるいはDNAに影響を及ぼし、今までにいなかった人類が出てくるかもしれない。
インターネットは人類を変えていくように見える。
コメント