TS-1 4クール目 第4日目 足に力が入らない。
乳癌⑨
先生の宣告に私は事態を把握するのに少し時間がかかりました。他臓器転移?「手術はできないので薬でおさえます。」先生の声も上の空です。「どこの臓器に転移しているか精密検査をして調べてから治療を始めましょう」MRT、CTスキャン、骨シンチの予約が終ると「今日はこれで終わりです。」先生の声が終ると、診察室を出されました。先生は、後の方はほとんど私の顔を見ませんでした。
先生が他臓器移転と診断した根拠はCEAという腫瘍マーカーの数値です。普通は乳癌単体だと5くらいらしいのですが、私は125でした。
会計を待っていると、診察室で先生の横に座っていた看護師が横に座りました。何だろうと思っていると、「私はこういう時の看護師なんです。」つまり、もうどうにもならない状態を宣告された患者のために、慰め、はげまし、これからの事を教えてくれることです。
医者は、あまり、細かいことは言いませんでした。ただ、病名と、針生検の結果と、精密検査の予定を言っただけです。リンパに転移していないのに他臓器移転。手術ができない。抗がん剤で消えるのか。自分でしこりを発見してから4日で針生検、その時の看護師さんにも、(行動が)早いですねと言われました。すっかりステージⅡaだと思っていた私は、頭の中が真っ白です。
雑記⑧ 株主優待のことあれこれ⑤
9月27日は、9月株主優待の権利取得日です。(買い)だけで行くか、(信用売り)を組み合わせていくか。信用売りを組み合わせていく場合(クロス)は一般が取れない時は制度を使ってでも行くか。ただの優待取りなんですけど、ちょっと、策士みたいですよね。結構楽しいんですよ。すでに持っている優待株もありますが、やっぱりテンションが上がるのはこの日のために売買をした株です。そういう株は、次の日に現渡ししたり、値が戻ったところで売ります。そしてその資金は次月の優待取りに使います。
理論的には、権利日の翌日には配当分だけ下がります。しかし、教科書どおりにはあまりいきません。権利日を過ぎても上がり続けたり、配当金以上下げたりする株はたくさんあります。権利日にクロスで取って翌日現渡しすれば株価の上下は関係ありません。安心です。信用売りには制度と各証券会社が貸株をしてくれる一般があります。
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