9月8日 金曜日

TS-1 3クール目 11日目 階段を上るときとか、自転車をこぐとき足に力がはいらない。

標準治療①

がんになると、精密検査をたくさんします。そこで、他臓器に転移しているか、いないか、もし転移しているならばどこの臓器かを調べないと治療の計画(でいいのかな)が立てられないのです。

 また、乳癌はタイプが多数あって(すみません、他のがんの事はよくわかりません。)タイプかつ進行度によって使う抗がん剤が違ったりします。

 治療に入るまでに1カ月か2か月かかかるので、自分の病気を調べるには十分時間があります。私は毎日インターネットにかじりつき、良いという本を買って読み、図書館へも行って経験者の手記等を読み、がん、特に乳癌について書かれている「家庭の医学」等片っ端から読みました。治療に入るまで時間があるのは覚悟ができるということもありますが、こうしている間にも癌細胞が大きくなっていくのではないかという不安が常にありました。経験者の本の中にもそういうことが書かれていたので私だけではない様です。

 手記などを書かれている方は保険の効くいわゆる「標準治療」以外の治療、先端治療とか、カリスマ性のある一人の人が主張する治療方法を試をしている方が多い印象があります。標準治療を受けている方が圧倒的に多いと思うのに、本になっているのは標準治療以外の治療方法を受けている方が多いのです。  

 これはわかるところもあります。みんながやっている標準治療では、病と闘っているにしても,寛解したとしても、少しドラマ性に欠けます。標準治療に見放されたけれど、この治療方法を試したら奇跡的に完治した。感動的ですね。しかし、よく読むと標準治療と並行していたり、標準治療で十分がん細胞を小さくしてから行っていたりします。

 画期的な先端治療や声高に完治を謳う治療方法は耳目をひきつけます。患者は藁にもすがりたいのです。奇跡がおこり感動的な方が本も売れます。地味で病院で普通に提示してくれる標準治療だとドラマはなかなか生まれないでしょうね。抗がん剤の副作用も人によってはきついし。

 標準治療というのは、数ある治療の中の真ん中ぐらいかなと思えるような言い方があまり効果を感じない方もいるのではないでしょうか。

ゴールドの話あれこれ⑤

 ある日、銀座に行った時、コインでも買おうかとお店に行きました。コインはそのまま投資にもなりますし、ペンダントトップとしても使えます。しか~し、残念ながら、その日は定休日でした。すっかり忘れていました。

帰ろうとしたところ、お店の前に止まっていた自動車の中から男性が出てきて、今日はお店はお休みだけど別の所(確か田中の本店か系列のお店だったと思います。)で売買できるから送っていきます。と言われましたが、買うと言ってもたったコイン一枚(その頃は1オンス4万円台か5万円台だったと思います。)ちょっとはずかしいのでお断りしました。

 金価格は毎日変わるので、昨日は銀座のお店がお休みだったので昨日の価格で売ってください。買ってください。と言うことはできないので、商機を逃さないよう、顧客の買い意欲をつぶさないよう、こうしてわざわざ車で待機しているのだなと思いました。そして、田中貴金属の商魂のたくましさを感じました。

 でも、あの人たちが、案内したいのは。たぶん、いつか見た、カウンターに現金の山を積み上げるようなお金持ちの方だと思います。

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