9月9日 土曜日

TS-1 3クール目 12日目 下半身に力が入らない。パクリの後遺症の手足の痺れがひどくなった。

標準治療②

 画期的な治療もよいのですが、標準治療は過去何十年も数えきれない程の人が試して余計な物、効かないもの、害のあるもの等をそぎ落として、たくさんの臨床試験を経て、一番良いと思われる方法を採ったものだそうです。この標準治療を受けないで、怪しい治療をするのはとてももったいないと思います。

 冷静で医学的な本やインターネットサイトでは、まず「標準治療」を進めています。突然、「がん」と言われたら誰でも動揺し、まず「死」を意識するでしょう。この「死」を意識するのがどこからきたのか考えました。長い間、がんは治らない、生きていてもつらい治療を続けなければならない。それならいっそ死んだ方がと思った方も多かったのでは。

  私の叔父が亡くなったときは、本人にがんとは言わないで別の病気を言っていました。そういう時代でした。具合が悪くなると、医者に「先生、本当はがんなんでしょう」と聞いたそうです。医者は何も言えずすぐ病室をでていったとか。本当の病名を知っていた家族はいたたまれなかったと思います。こういう言い方はどうかと思いますが、「がん」宣告は「死亡」宣告と同じように受け取られていたようです。1980年代のお話です。この前後の時代「自分ががんになったら言ってもらいたいか否か」という論争をしばしば見ました。

 あれから、時代はすぎて、今は本人に普通に「がん」と宣告します。私も、普通に病院に行って一人で宣告を受けました。針生検から結果を聞くまで何日かあったので、こういわれた時はどんな治療方法があるのか、治るのか、生存確率等調べて自分を落ち着かせることができたので平静のつもりでした。

ゴールドの話あれこれ⑥

 会社員時代、何かで価値の変わらないものとか話していた時、ダイヤモンドはもう人工ダイヤがある、金も作れます。というと、部長がドヤ顔で金は元素だから作れるわけないだろとバカにしましたが、インターネット上でその時もう、金は作れるが1g1億円くらいかかるので採算にあわない。というのをみていました。私には検証の方法がありませんので本当かどうか今一わかりません。

 永遠に価値が変わるものなどないと頭ではわかっていても、昨今の余りの技術の進歩で、何百年も、何千年も変わらないものが、簡単に作れるようになった20世紀後半ごろから、私たちはご先祖様とは違う道に入ったのではないでしょうか。これまでの価値観の大きな変転を迎えているようなも気がします。

 有事の際には、金よりも、世界で通じる、スマホに入った電子マネーが重宝するかもしれません。まあ、その前に世界で貨幣の統一が起こるかもしれませんね。

 金は、有事の際以外にも,工業的にも、宝飾品としても活躍しています。今しばらくは私たちの人気ものですね。

 

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