10月23日 月曜日 晴れ

TS-1 5クール目 第14日目 涙以外特になし 服用最終日

乳がん2022㊵ セカンドオピニオン 患者さんのための乳がん診療ガイドライン

 腫瘍マーカーが高くて、全身に転移していると言われた時、自分でもまさかと思いましたが、初めての事なので、そうなんだろうなと覚悟を決めて、どこに転移しているのかと精密検査を受けていた時、転移臓器がはっきりしたとき、どこかでセカンドオピニオンを受けようと漠然と思っていました。できるだけの事をして、死ぬときに後悔したくないと思ったので、がんの専門病院の医師の意見も聞きたかったのです。しかし、結局、転移は見つからず、乳がん単体として、医師が提示してきた療法は、私が、がんと分かってからさんざん読んだり、聞いたり、見たりしてきたがんの初期療法と変わらなかったので、セカンドオピニオンは意味がないと思いやめました。あとで、腫瘍マーカーは間違うこともあると沢山の事例を見ました。絶対ではないんですね。

 パクリが始まってすぐ6月10日に「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」を言う本を楽天で買いました。がんになったひとのブログや掲示板を見ていたらこの本が出てきたのです。以前に買った「乳がんと診断されたらすぐに読みたい本」は患者の側からの体験をまとめたものですが、この本は、日本乳癌学会が編集している専門家による本です。これは、患者のための本ですが、別に医療従事者のために書かれた本もあります。

 これら二つの本を比べてみると、印象が随分違います。「すぐに読みたい本・・」は自身が体験したこともあって、きつかった、つらかった副作用が他の副作用より強めに書かれています。他の副作用も出たかもしれないけど、一番本人にとって苦痛だった副作用をまず最初にあげます。それが一通り終わった後で他の副作用にも言及することもあります。しかし、「診療ガイドライン」はどの副作用も同じように平坦に書かれています。ここには、個人の感情は著されておらず、当然ですが冷静沈着です。この本で抗がん剤の全体を頭に入れ、体験者の個々の副作用を読んで、用意をするのも良いと思います。

 それでも、載っている副作用が全て出るわけではなく、どれが出るのか分からないのです。どの副作用も100%出るわけではなく、出てもレベルがひとりひとり違います。抗がん剤をいれてみなければわからないのでとても不安になります。

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